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参考書 物理数学 物理のための数学 物理入門コース (10) 理工系学生ならほとんど知っているだろう超有名本。 サッサと読める。偏微分方程式の章はふーん、程度に読んでおけばおk。 物理の数学 (岩波基礎物理シリーズ (10) 岩波の新しいシリーズで、上と双璧をなす本?かと思いきや、ベクトル解析の各種定理の証明が2次元だったり、いい加減。 範囲はものすごく広く、関数、1変数の微分積分から複素関数、偏微分方程式まで載ってる。説明は丁寧なところと激しく不親切なところがはっきりしてる。 上の2冊は手っ取り早く数学の知識をつける時と、個別の分野を読んだあとに辞書代わりに使うのに役立つかと。 物理のための応用数学 基本的に初学者を念頭においていない1ステップ上の本。 特殊関数に関してはこれが多分一番わかりやすい本。直行関数系の話から始まる。超幾何合流型微分方程式まで載っているが、全然使わないのですぐ忘れる。グリーン関数も一応載っている。 1章の微分、2章の変分法も応用が載っていて(・∀・)イイ!! 微分積分 (理工系の数学入門コース) 僕は最初新しいシリーズの薩摩さんの方を読んでいたが、どうも問題数が少ないので、こっちを買ってみた(マーケットプレイスで300円くらいだった)。しかも4年の時に・・・・。薩摩さんより範囲は狭いが、多分こっちの方がいいと思う。演習書も買う必要ないし・・・・。 他の分野でも、迷ったらこのシリーズを買っておけばとりあえず大ハズレは無い・・・・と思う。 キーポイント線形代数 (理工系数学のキーポイント) キーポイント行列と変換群 理工系数学のキーポイント (8) 両方ともとにかく読みやすい。一応それなりに範囲はカバーしてる。が、問題が無いので、試験には不向きかと。 下の方もあわせて読むと、よりいいと思う。理論系に行きたい人は早めに読んでおいて損は無いと思う。 なっとくする複素関数 タイトルで馬鹿にしちゃいけません! 留数定理、解析接続、リーマン面までものすごく丁寧に説明してあります。 演習問題も豊富。 図書館で借りただけで持ってないが、岩波のシリーズより、矢野基礎解析より断然よかった。 理工系の基礎数学 (9) あんまり読めてません・・・。日本語の本で、絶版になってない物理向けの群論の本ではベターだと思いました。 微分・位相幾何 理工系の基礎数学 微分形式の計算法はすぐに身につく。序章もわかりやすい。 ベクトル空間がしっかりわかっていればそんなに難しくないはず。 力学・解析力学 力学・解析力学 岩波基礎物理シリーズ (1) 割と早い段階で解析力学を使う。 コンパクトでくどくなく、わかりやすいと思う。 ところどころ難しい箇所があるので飛ばしておk。 正準変換、ハミルトン・ヤコビの偏微分方程式は載ってない。 物理入門コース 1 力学(1) 物理入門コース 2 解析力学(2) 上はものすごく丁寧。ラグランジュ方程式は載ってないので、下の本が必読。 下は、最初はニュートンの方程式からラグランジュ方程式を導く。 変分原理の後はイマイチ。 量子力学を学ぶための解析力学入門 名著。超おススメ。具体的な力学の問題は解けるようにはならない。将来場の理論をやりたい人に特に向いてると思う。 電磁気学 電磁気学の考え方 (物理の考え方) 初学者向けだが個人的にはゲージ変換まで載っているので、これだけで十分。 このシリーズの中では戦闘力がこの本だけインフレしてる。 下の本より新しいせいか、説明もすっきりしてる気がする。 電磁気学 (物理テキストシリーズ) 上との違いは、具体的な問題が多いこと。マクスウエルの応力テンソルとか読んだだけで忘れまくり・・・・・・。最初っから、直線電流をδ関数使ってで計算してる。 熱・統計力学 この分野は苦手極まりないんで・・・・・・・・。 熱力学(三宅) どの本読んでもカルノーサイクルの後あたりでだるくなる・・・・・・。 統計力学 (岩波基礎物理シリーズ) カノニカル分布の議論を古典論で始める教科書は大抵死亡。 この本は離散系(量子論)で議論して、4章で古典論に対応させてるので、わかりやすい。 統計はこれ以外まともに読めた本はなかった。 相対性理論 時空と重力 (物理学の廻廊) タイトルのとおり、一般相対論を見据えてリーマン幾何の解説をしつこいくらい丁寧にしてある。最初のローレンツ変換はダランベルシャンの不変性から導く。 入門書に最適。 相対性理論 岩波基礎物理シリーズ (9)(佐藤勝彦) わかりやすいが、計算が丁寧なところはめちゃ丁寧だけど、省くとこはめっさ省く。変分原理のあたりや、シュバルツシルト解のあたりとか省略が激しい。が、全部無理にトレースする必要もないので、おk。後半は著者の専門の宇宙論。 テンソル形式のマクスウエル方程式もちゃんと書いてある。 量子力学 量子論の基礎―その本質のやさしい理解のために (新物理学ライブラリ) 21世紀の名著の1つ。量子論入門講義の記事のネタにしてる(というかほとんどインスパイア) 大学でやる量子力学の講義とは、だいぶ違います。一般論から話が進むので、面食らう人も多いと思います。量子論一般の教科書ですが、初心者からプロまで使えるらしいです。物理の心得がなくても十分読めると思います。 普通の教科書は 量子力学〈1〉 (猪木・河合、講談社) 学部生の量子力学の教科書の定番の一つになってます。 程度は若干高めで、7章(角運動量)は挫折率が高い事で有名です。ちなみに2巻は基本的に素粒子をやりたい人向けの内容になっています。 この本の6章までの内容と、角運動量、近似法(摂動論、変分法、WKB)を学ぶと、大体量子力学を学んだといって良いと思う。 もっと易しい本になると 初等量子力学 (原島 しょうかぼう) 易しいですが、基本は大体網羅しています。特殊関数の計算も丁寧です。僕が最初の1冊を勧めるとしたらこれでしょう。 場の量子論 Quantum Field Theoryr 易しい・・・と評判。 が、途中でイミフになった。 An Introduction to Quantum Field Theory (Frontiers in Physics) 大学院のM1のゼミの超定番本。 計算はしょりすぎwwwwww 一人じゃ絶対よめねぇwwww 演習場の量子論―基礎から学びたい人のために (SGC Books) (柏) 一番まともに読めた。 つかかってるのは、グリーン関数の知識が必要っぽいとこと、経路積分に出てくるグラスマン数のあたり。 もう少し解説が多ければ神本になるかも・・・・・。 量子場を学ぶための場の解析力学入門 量子力学は粒子を基本変数に取るのに対し、場の量子論は場を基本変数に取る。スピノルや、Noetherの定理、その他もろもろ量子力学と場の量子論のギャップを埋めるための知識が書いてある。 多分、一番重要なのはNoetherの定理で、場の量子論の最初に大抵書いてあるので、理解できれば読む必要は無い・・・・・・とどっかに書いてあった。 新しい版で、最後に経路積分を使った場の量子化が追加されてるが、わからなかった。
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「相対性を包括する統一力学論」 読者:不明 保管場所:不明 一般に、かの天才アインシュタインの人間的な限界を指す語り草として知られる 「量子力学の批判」「宇宙項の提出と自己撤回」等の功績の影に潜む事績であるが 現実にはアインシュタイン自身が到達した「真実」を隠す為のブラフだった その証明たる論文「相対性を包括する統一力学論」は 所謂「魔術」の存在をも力学として統合しており もしもその全てを理解する事が出来れば途方も無い力を得る事になるが 膨大な数式と僅かなメモにより構成されたこの未完成の論文を読解することは実質不可能である また、この論文自体が魔術実験の装置として機能する(つまり魔術書として効力を持つ)為 内容を理解せずとも重力子を光子に変換するという能力を得られる (例えば、空中を浮遊するとついでに自分が発光する事になる) アインシュタインの脳のスライドと併用することでより大きな能力が得られる とも言われるかなり危険な代物で有るが現在行方不明 魔道書
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物理学 理学部開講 物理学概説A 物理学概説B 物理科学Ⅰ 物理科学Ⅱ 物理科学演習 力学Ⅰ 力学Ⅱ 力学演習 熱力学 電磁気学Ⅰ 電磁気学Ⅱ 電磁気学演習 量子力学Ⅰ 量子力学Ⅱ 量子力学Ⅲ 量子力学演習 統計力学Ⅰ 統計力学Ⅱ 統計力学演習 物理数学A 物理数学B 物理数学C 物理数学D 物理数学E 電磁・量力学演習 化学物理A 化学物理B 分子分光学 時空物理学Ⅰ 時空物理学Ⅱ 結晶学 固体物理学Ⅰ 固体物理学Ⅱ 粒子物理学A 粒子物理学B 宇宙天体物理学 非平衡系物理学 連続体力学 計算物理学 教育学部開講 自然システムの理解(物理) 力とエネルギーのリテラシーⅠ 力とエネルギーのリテラシーⅡ 物理教材内容論Ⅰ 物理教材内容論Ⅱ 物理教材内容論Ⅲ 物理教材内容演習 総合科学部開講 基礎物理学Ⅰ 物理科学概論 熱力学 電磁気学Ⅰ 電磁気学Ⅱ エレクトロニクス 量子力学Ⅰ 量子力学Ⅱ 統計力学Ⅰ 統計力学Ⅱ 量子物理学 物性物理学Ⅰ 物性物理学Ⅱ 複雑液体・ソフトマター論 量子情報論 ※以上から最低1科目を履修する必要があります。
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湯川量子 ■性別 女性 ■学年 2年生 ■所持武器 サイコロ ■ステータス 攻撃:1 防御:1 体力:18 精神:3 FS:7 ■FS名 量子数 PATH CONNECTED φ BROKE 効果1:敵強制移動(限定方向)味方陣営方向1マス:40 タイプ: 瞬間 範囲+対象: 同マス敵1人 0.7 時間: 瞬間 1.0 非消費制約1: カウンター倍率 3.42 非消費制約2: 廊下でしか使えない 0.9 非消費制約3: 命中判定が必要 0.9 消費制約:体力5消費 25 【カウンター】 条件: カウンター範囲内への敵の侵入 0.95 対象: カウンター条件を満たしたキャラのみ 1.0 待受範囲: 同マス 1.0 待受時間: 3ターン 1.2 待受回数: 1T1回 1.0 タイミング: 先手 3倍 40×0.7×3.42×0.9×0.9=77.5656 (100-77.5656+25)×1.7=80.63848≒81% 発動率81% 成功率100% 能力原理 観測した敵を約50%の確率で、敵を自陣営方向1マス先に”侵入したこと”にする。 対象を構成する量子を1つのマクロな波動関数として扱う。 対象の波動関数は湯川の観測によってのみ収束する。 湯川による観測が行われるまでは、 湯川の後方0.5マスをx=0として、対象の存在確率は波として周囲に分布する。 結果、対象の元いた位置と、湯川の後ろのどちらかに約50%の確率で位置が確定する。 これらの判定は一瞬にして行われ、その間対象の構成量子は湯川の能力によって守られる。 キャラクター説明 湯川量子(ゆかわ りょうこ) ●魔人に覚醒したのは彼女が中二病真っ盛りの中学二年。 手近な本に飽きた湯川は、父の書斎から量子力学に関する本を引っ張り出し読んでいた。 「量子力学にはとても尊敬の念を抱いています。しかし内なる声が私に、その理論はまだ完璧ではないと言っています。 量子力学はとても有益なものではありますが、神の秘密にはほとんど迫っていません。 少なくとも私には、神はサイコロを振らないという確信があるのです。」 「…どういう意味かしら。」 湯川は考えた。 「そうか、量子の状態があらかじめ決められているのではなくて、 観測することによって確定する。それを”原理”としてしまう考えを批判しているのね!」 「へぇ…多世界の干渉性の喪失か…そういう考え方もあるのね。」 そう湯川が認識した瞬間、彼女は魔人へと覚醒していた。 ●サイコロを片手に、いつも愛猫の「ファイ」を連れて歩く少女。 基本どっちつかずの曖昧な性格だが、これ、と決めたものにははっきり従う意志の強さもある。 エヴェレットの多世界解釈を信望しており、 彼女にとって、サイコロ(確率)とは無限に広がる可能性の中から、1つの世界を選択するための道具にすぎず、 サイコロ(確率)そのものによって世界が作られているという考えを持っていない。 仮に今回のハルマゲドンで戦死しても、別の世界の自分は生きているから心配いらないだろうと考えている。 また、実際に並行世界を行き来することができるらしいが、彼女自身もその能力については自覚していない。
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量子力学 + ニュースサーチ〔アインシュタインとボーアの論争〕 量子コンピュータってなんだろう - ダイヤモンド・オンライン ノーベル物理学賞を受賞した「量子もつれ」とは何か?|量子で読み解く 生命・宇宙・時間|吉田伸夫 - 幻冬舎plus 神が振ったサイコロ:日経ビジネス電子版 - 日経ビジネスオンライン 【科学の本質を探る③】量子力学をめぐる世界観の対立(その2)論争に敗れたアインシュタイン 阿部正紀 - クリスチャントゥデイ 量子力学の思考実験を分子レベルで実現 - ハフポスト日本版 量子力学の思考実験を分子レベルで実現 - マイナビニュース 東北大、アインシュタインとボーアが論争した2重スリット実験の検証に成功 - 財経新聞 アインシュタイン-ボーアの思考実験を分子レベルで実験成功 - ASCII.jp 「量子革命 アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突」書評 謎の世界に挑んだ物理学者らの百年|好書好日 - 好書好日 ● アインシュタインとボーアの論争 - Bing検索 ■ 【量子力学】生涯をかけて真実を探求し続けたアインシュタインとボーアの大論争を完全解説【EB論争総集編】 アリスの量子ワンダーランド 2024/03/11 #量子力学 #ゆっくり解説 これを知らずに量子力学は語れない!現代においても未だ答えのでない量子力学の謎について、二人の天才物理学者アインシュタインとボーアの生涯をかけた論争「EB論争」を完全解説します!
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パラレルワールドはあるのだろうか? 現在編集中 ―― コペンハーゲン解釈と多世界解釈 ⑥ ―― 4-4.光子の実在について 上図のような系で、レーザー光をフィルターなどで非常に弱くし、1個1個の光子が観測されるようにすると、ほとんど装置内には光子は1個しか存在しないようになる。そこで垂直方向の偏光板を通すと1個1個の光子が垂直方向の光子として観測され、水平方向の偏光板を通すと水平方向の光子として観測されることになる。この2つの光子を上図下のように合流させ45°の偏光板を通すとどうなるであろうか? 粒子ひとつひとつに偏光の属性があるとすると、垂直方向の光子||| 〉はcos45°の2乗つまり1/2の確率で45°偏光板を通過し、水平方向の光子|=〉はsin45°の2乗つまり1/2の確率で通過すると考えられるが、実際には100%の確率で通過する。ゆえに、粒子ひとつひとつに偏光の属性を考えることはできないとされている。 しかし、式(4-1)は光子が多世界へ分裂する右方向の変化と逆に多世界の光子が合流して別の光子ができる左方向の変化を同時に表現している(4-1 )と考えれば、多世界解釈では垂直偏光と水平偏光の光子を合流させた時点で、45°の偏光を持つ光子が出現していると考えられる。それゆえ、45°偏光板を100%通過することになる。つまり、多世界で考えれば、量子力学に矛盾することなく、光子の実在を仮定することができるのではないであろうか? | θ 〉 = cosθ||| 〉 + sinθ |=〉 (4-1) | θ 〉 ⇔ cosθ||| 〉 + sinθ |=〉 (4-1 ) つまり、波としての成分分解と合成の関係が光子においても成立していると考えることになる。こんなことなら波として考えれば済むではないかということになるが、粒子性を波の性質と矛盾しないように導入するためには、ファインマンの経路積分的な考え方と整合性がとれている必要があると思われる。光子のすべての可能な運動経路に対応して光子が共存していると仮定し、その存在を多世界の1個の光子に対応させることになる。上図の例では、位相が揃っているという前提であるが、||| 〉の光子の世界と|=〉の光子の世界の共存度は等しいと考えられる。それゆえ、共存度が等しいければ、θ=45°となり、(4-1 )から|45°〉の光子が生成されることになる。位相が揃っていない場合、共存度がどのようになるのか、実験が証明してくれるかもしれない。現実の世界の光子は、(どの世界が現実かはよくわからないが、)共存度で表されるところの多世界の線形結合で常に表され、偏光板や偏光子を通過するたびに、共存度が変わることで多世界の粒子が現実世界へ投影される。多世界のイメージが明確でないにもかかわらず、多世界という概念を使用していることに問題があるような気もするが、異なる属性の粒子が同時に同じ場所に存在していることを表す必要があると考えている。多世界の概念は、異なる属性の粒子が同じ場所、同じ時刻に存在できるために仮定されるものと考える。多世界のより具体的なことは、まだよくわからない。 もし、正統的多世界解釈というものがあるのであれば、それはエベレットの多世界解釈に通じるもので、観測された事象の線形結合で表されるものであろう。この場合は、波束の収束問題以外は、従来の量子力学と変わるところがほとんどないように思われる。おそらく私がやろうとしていることは、正統的多世界解釈とは異なるもので、観測されない状態も粒子の存在を仮定して説明しようとしているところにある。電子スピンの観測も、おそらく光子の偏光状態の観測と同様に議論できるのではないかと考えている。量子力学ではEPR相関が非局所相関(遠隔作用)となっていると思われるが、多世界解釈の理論からは局所相関(近接作用)として説明できるように思われる。近接作用が否定されるのか肯定されるのかは、より詳細な実験による検証が必要である。 アハラノフ博士の時間対称量子力学と弱測定理論が、近年クローズアップされている。弱測定により波動関数を覗き見ようとする試みは、多世界解釈の検証にも使えそうに思える。 量子コンピュータは多世界解釈の考えを使って理論展開されたという話がある。量子コンピュータが完成すれば、多世界解釈も肯定されることになるのであろうか? ところで、光子は±1のスピンを持っている。そして、それは回転偏光と言われている。進行方向と逆方向のどちらかが+1でどちらかが-1であったと思うが、アスペの実験では直線偏光が観測対象であった。つまり、右回りと左回りの回転偏光の重ね合わせで直線偏光を表せるが、通常、2つの波の重ね合わせで記述され、多世界で記述することはない。つまるところ、光子は今まで波として考え、観測されるときに様々な波の性格を持った光子として解釈されてきた。わざわざ多世界を導入しなくても波の重ね合わせで光子が記述できたわけであるが、EPR相関を実在の光子を仮定して局所相関で説明しようとすると多世界の力が必要になったわけである。量子力学では電子も光子も状態を表す波動関数で記述されるが、光子の場合、どのように多世界で表せばよいかが見えてきたように思われる。様々な光子の状態を実験データと整合性を取りながら、多世界の線形結合をどのようにとっていくかのより深い議論が必要と思われる。アスペの実験においては、Ca原子のS1からS0への2段階発光でなぜか直線偏光が反対方向へ飛び出している。(1)上スピン電子が1つの光子を放出して下向きになり、再度光子を放出して上向きになる。(2)または下スピン電子が1つの光子を放出して上向きになり、再度光子を放出して下向きになる。量子力学では(1)と(2)の重ね合わせの状態で放出される光子の状態が記述され、結果的に直線偏光になることが示されているが、多世界解釈では、上スピン電子と下スピン電子が等しい共存度で共存していると考えれば、自動的に直線偏光が放出されると考えられそうに思っている。つまり、多世界解釈の共存状態を想定して光の吸収と発光を説明しても、量子力学と一致する答えが得られるのように思われる。 ただし、この場合、Ca原子の2個の電子のスピン組み合わせが関わっているので、原子内の電子がエンタングルしている変化となり、電子と光子のエンタングルした系の実験であったと言える。 もっと詳しい議論をしたいが、これ以上は机上の空論にすぎない。しばらくお別れにし、何らかの形でまたお会いしましょう。 2014-07-28 2014-08-28 1カ月ほど経過したが、今までに述べたことの中でいくつかの誤解があることに気付いた。ひとつは、私が述べた解釈は観測後の世界については何一つ述べていないものであり、観測後に平行宇宙が次から次へと発生するようなことは全く考えていないことを強調しておきたい。そもそも観測装置は共存する多世界の中からある世界をチョイスする働きを持つと考えているため、すでに波束の収束問題は粒子を観測した時点で単なる統計的確率の問題に置き換わっている。それゆえ、波束の収束問題を解決するための平行世界の導入はもう必要がなくなっていると考えられる。さらに、私の解釈が本当に多世界解釈と呼べるのかどうかいささか疑問に思えてきている。単なる経路積分法の多世界解釈版と言うべきかもしれない。 ところで、これまでの解釈を局所実在論のように解説したが、多世界の導入で実在性はある程度確保したように思うが、局所性は少々言い過ぎたと思っている。多世界を導入した時点で、ある意味、局所性は失われている。ある地点で多世界の1つを観測したら、遠く離れた地点にあるエンタングルした対粒子の世界が同時に確定するからである。これは、量子力学の「波束の同時収束」という言葉を「多世界の同時確定」に置き換えただけに過ぎない。多くの量子力学の本は自ら局所とも非局所とも言っていないものが多いが、ここで述べた解釈は経路積分法と齟齬がない形で展開されるべきものであり、経路積分法は量子力学と等価であるので、従来の量子力学と同程度の局所性を持つもしくは非局所性をもつ解釈となる。 ここで述べた解釈は経路積分法とほぼ等価と考えているので、量子力学の理論的枠組みを変えるものではない。しかし、この解釈自体は未完成で発展途上なので、間違いがあればすぐに訂正したいと考えているが、根本的に間違っている可能性もある。今のところ量子力学は正しいとされ、それにとって代るすぐれた理論はなさそうであるので、まずは量子力学は正しいと考えるのがよろしかろうと思っている。その上で、観測問題に関する解釈は量子力学と齟齬がない形であってもよいと思う。 量子力学のコペンハーゲン解釈は非局所・非実在の我々の一般常識から極端に鋭く解離したイメージを与える。しかし、3次元空間の世界で考える限り、このパラドックスを解決する方法はなさそうである。宇宙は11次元であるという最近の多元宇宙論と量子力学は今のところ何の関係もないようであるが、そのうち統一された理論が完成するであろう。そのとき、その理論はおそらく我々の一般常識から極端に解離したものであるかもしれないが、現在の量子力学のコペンハーゲン解釈とは違う別の何かかもしれない。 我々は、多世界解釈で言うところの多世界がどのようなものか、今のところ明確な答えを持っていない。イオントラップやトンネル走査顕微鏡の研究では、一個一個の原子や分子が区別されて観測されている。それらの研究から、一個の原子や分子の性質が明らかになりつつあり、局所・実在の粒子の側面を観測しているようなイメージを抱く。その反面、ツァイリンガーは巨大分子(C60など)の干渉を観測している。非局所・非実在の粒子の側面を見ていることになる。この2つの全く相反する実験事実から、我々は何を学ぶべきであろうか。量子力学のコペンハーゲン解釈を超えた新しい解釈が必要なのではなかろうか。 観測後の世界が分岐し平行世界が無限に発生し続けるという考えは、非局所実在論を局所実在論にすると思われる。量子コンピュータの生みの親とも言われるドイッチュが熱心に推し進めている考えであるが、「オッカムの剃刀」と多くの学者は考えているようである。つまり、あってもなくても同じであれば、ことさら複雑にするよりは単純化した方がよいという。正直、私も、そこまでする必要性を感じることができないでいる。局所性を犠牲にするか、パラレルワールドを導入して局所性を死守するかの選択を迫られたならば、パラレルワールドはあまりにも途方すぎる。しかし、その可能性を完全否定する理由も見当たらない。しかし、「オッカムの剃刀」は私がこれまで述べてきた解釈にも言えるのかもしれない。経路積分法と等価な多世界解釈ならばあってもなくても同じこと、無駄な解釈は必要ないとスッパリと切り落とされそうである。パラレルワールドはあるかもしれない、少なくともその可能性は否定できないと言わざるを得ない。 現在、様々な文献を調査中である。ツァイリンガーのGHZ状態やパラメトリックダウンコンバージョンの光子対発生と遅延選択実験そして量子消しゴム実験など、近年の研究は量子コンピュータに向けてヒートアップしている。いくつかの文献で多世界解釈を試みたら、かなり良い感触を得ているが、文献中の解釈は場の量子論が主流のようだ。しかし、結構、多世界解釈も定性的議論には簡単に便利に使える感触を得ている。そのうち、まとめようと思う。(2014-08-29)
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標準的な教科書・有名な参考書 定番で名著と呼び声の高い教科書群をあげてみました。内容も高度でぶ厚い本も多いので一部を除いてはじめの一冊にすべきではないです。wikiで選んでいる参考書を読んだ後に必要な時にこれらに取り組めば良いと思います。 【シリーズ】 ランダウーリフシッツ理論物理学教程 ファインマン物理学 前野昌弘 よくわかるシリーズ 砂川重信 物理の考え方シリーズ マセマ キャンパスゼミシリーズ 下の3つは読みやすいといわれます。 【力学】 原島鮮「力学」 ゴールドスタイン「古典力学」 【電磁気】 砂川重信 「電磁気学」「理論電磁気学」 太田浩一「電磁気学の基礎1・2」 ジャクソン「電磁気学上・下」 【熱・統計力学】 原島鮮「熱力学・統計力学」 長岡洋介「統計力学」 久保亮五「統計力学」「大学演習 熱学・統計力学」 田崎晴明「熱力学」「統計力学」 清水明「熱力学の基礎」 【量子力学】 猪木慶治 川合光 「量子力学I・II」 JJサクライ「現代の量子力学上」 ディラック「量子力学」 清水明「量子力学の基礎」 朝永振一郎「量子力学I・II」 小出昭一郎「量子力学I・II」 【物性】 キッテル「固体物理学入門上・下」 【統計学】 東京大学教養学部統計学教室「統計学入門」 【物理数学】 寺澤寛一 「自然科学者のための数学概論」 【物理化学】 アトキンス「物理化学上・下」 マッカリーサイモン「物理化学上・下」 【無機化学】 シュライバー「無機化学上・下」 【有機化学】 マクマリー「有機化学上・中・下」 ブルース「有機化学上・下」 ソロモン「有機化学上・下」 ボルハルトショアー「現代有機化学上・下」 ジョーンズ「有機化学上・下」 【生化学】 ヴォート「生化学上・下」 ストライヤー「生化学」 【細胞生物学】 Bruce Alberts 「細胞の分子生物学」 Bruce Alberts 「エッセンシャル細胞生物学」 上の要約版ですがそれでも十分厚いです。
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外部リンク 東京工業大学理学部物理学科 | シラバス 理学部物理学科 - TOKYO TECH OCW メニュー 具体例 トップページ メニュー メニュー2 4学期講義 熱・統計力学 量子力学 場の古典論 物理数学第二 4学期演習 熱・統計力学演習 量子力学演習 物理数学演習第二 5学期演習 熱・統計力学演習第二B? 量子力学演習第二 6,8学期講義 相対論的量子力学 物理学実験第二 現代物性物理 物理数学特論 基礎固体物理学第一 化学物理第二 宇宙物理学概論 光物理学 原子核物理学概論 数値処理・計算物理学 幾何学第二 複素解析第二 関数解析 確率論 7学期講義 基礎固体物理学第二 大学院講義 大学院理工学研究科 物性物理学専攻 時間割 大学院理工学研究科 基礎物理学専攻 時間割 多体系の量子力学 外国語 ドイツ語 フランス語 英語 物理学科の情報 研究室所属の記録 研究室PCメモ? リンク集 使えるサイトのリンク集1 使えるサイトのリンク集2 使えるサイトのリンク集3 使えるサイトのリンク集4 wikiの説明 @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki
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